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第五章 基本設計

概要

ホームページを作成するにあたり、我々はコンテンツとそれらを組みあわせた基本的なホームページの構成を考えた。まずはリソースを洗い出し、その中からホームページのコンテンツとして利用できるものを洗い出した。次に、ホームページならではの技術・機能を利用してより便利なホームページを作るために必要なコンテンツを考えた。そして、それらのコンテンツをただ並べるのではなく、ホームページを見てもらうお客様に一つの流れとしてコンテンツを見てもらえるようなコンテンツの流れ=コンテンツフローを考えた。最後に、それらを評価尺度に基づいて評価・検討した。

第一項 リソースの整理

 リソースの種類には経営診断理論や商品カタログ、プロジェクトで利用したテキストや論文などがある。これらの膨大な資料を整理し、具体的にコンテンツにする際にどのようなカテゴリに分類するかという事を考えた。

1)経営診断理論

 組織の経営状態を診断する理論として宇佐美氏が考えられた「組織の進化レベル診断」「営業活動レベル診断」「改革風土レベル診断」「IT活用能力診断」「トップマネジメント診断」の5つを「経営診断」というカテゴリにくくることとした。

 このコンテンツは質問に答えていくことで組織の経営状態が数値化して表現されるものであり、その仕組みを公開し、またWebサービスとして実際に診断できるようにする。

2)改革事例の紹介

 サービス紹介用のパンフレットに記載されていた具体的なテーマ別事例集と宇佐美氏が過去15年間で行ってきた220プロジェクトを119項目に分類した改革事例一覧、および宇佐美氏の活動が雑誌や新聞、テレビなどで取り上げられたマスコミ掲載記事集を「改革事例集」というカテゴリにした。

 テーマ別事例集では「講演 実践的経営改革手法」「会社丸ごとコンサルティング」「経営改革セミナー」「IT経営セミナー」「ビジネスモデル再構築プログラム」「コンサルティング・セールス・セミナー」「社長塾(経営幹部育成研修)」の7事例が紹介されている。それぞれの事例紹介では宇佐美氏が携わったプロジェクトの話をまとめた形をとっており、非常に具体的でプロジェクトを開始する時点から、プロジェクトの実施、プロジェクトの成功までが記載されている。

 改革事例一覧では、宇佐美氏が過去15年間に携わった220プロジェクトを119テーマに分類した。その中でも大分類としては「IT経営」「事業構造改革」「経営管理」「開発・生産・資材」「営業・マーケティング」「人事・総務」「経営管理・財務」「物流・保管管理」「営業技術・サービス」となっている。それぞれの大分類には例えば「IT経営」の中には「SCM」というタイトルで「製販一体による事業構造改革の実現で流通在庫の大幅削減」「生産発注情報の共有と生産リードタイム削減」「補修部品需要予測システム構築による部品メーカーとのSCM実現」というテーマにわかれている。将来的にはこの119テーマすべての事例を、先に述べたテーマ別事例紹介のごとく個々のプロジェクトの話を添えて分かりやすく紹介したい。

 マスコミ掲載記事集では雑誌や新聞、テレビにおいて宇佐美氏の携わったプロジェクトが取り上げられたもの記事をそのまま掲載している。雑誌では「地域から日本を変える」「週刊ポスト」「週刊ダイヤモンド」「通信工業」「日経ビジネス」「日経情報ストラテジー」「事務管理」「日経コンピュータ」から、新聞では「朝日新聞」「松下政経塾 塾報」「読売新聞」「日本経済新聞」「夕刊フジ」「京都新聞」「徳島新聞」から、テレビではNHKからそれぞれ取り上げている。

3)宇佐美氏の著作物(テキスト、論文、講演録、ビデオ、音声)

 宇佐美氏がこれまでに書かれた論文や改革プロジェクトで用いたテキスト、講演の記録およびビデオなどを「改革理論」として公開する。これらはそれ自体を販売もしているが、販売は目的でなく改革を真剣に考えておられる方々に宇佐美氏のコンサルティングを理解していただくための道具として考えており、ホームページ上で無料公開する。

 テキストでは「システムズアプローチによる改革の実践」「改革の志の立て方」「松下幸之助経営の秘密」を公開する。「システムズアプローチによる改革の実践」「改革の志の立て方」は宇佐美氏が改革プロジェクトにおいて用いた改革テキストであり、実際に販売も行っている。「松下幸之助経営の秘密」は講演の速記録である。

 論文集では「この目で見たアメリカテレコム最前線」「パソコン通信はあなたの組織を変革する」「高度情報化社会の本質」「変革期におけるトップマネジメントの本質」「事業部制と松下幸之助の経営理念」を公開する。「この目で見たアメリカテレコム最前線はアメリカの情報通信分野の事例を業界誌に発表したものである。「パソコン通信はあなたの組織を変革する」は共著であり、そのうち宇佐美氏が書かれた部分を公開する。「高度情報化社会の本質」「変革期におけるトップマネジメントの本質」「事業部制と松下幸之助の経営理念」は宇佐美氏が早稲田大学や松下政経塾および政経塾のOBとして書かれた論文である。

 ビデオでは「改革請負人の活動PR」「混迷期における実践的改革手法」「改革請負人が語る実践的経営改革手法」「経営者のためのIT活用によるビジネスモデルの再構築」「ソリューション営業向上セミナー」「松下政経塾塾員講話」を公開する予定である。

 音声では「松下幸之助の改革思想 今なぜ松下はダメになったか?」「松下政経塾で学んだもの」を公開する予定である。

4)経営改革支援プログラム

 経営改革支援プログラムとしてある商品カタログをWeb化したものをソリューションサービスとして公開する。経営者の悩みを10に体系化し、それぞれに対して3分類12の解決策を提示する形をとっている。

 経営者の悩み10体系には「経営改革に何からどう手をつけるべきか?」「抵抗勢力や部門間の利害調整をどう克服するのか?」「全社改革をしたいが時間がかかり過ぎる。」「社内の意識改革を行うにはどうしたらいいのか?」「IT経営を実現したいが誰に聴いたらいいのか?」「ナレッジ・マネジメントで社内の智恵を共有したい。」「コンサルティング・セールスで営業の抜本改革をしたい」「キャリア・カウンセリングで社員の志を確立したい」「次世代の経営者を効率良く育てたいのだが」「松下幸之助の経営の極意を知り経営を変えたい」がある。

5)大仏くん

 漫画家の かぢば あたる氏にデザインしていただいたニューポートのイメージキャラクターとして大仏くん(右図)がいる。原画は白黒だが、着色してカラーにした。大仏くんにはニューポートホームページの随所に登場してもらった。これは、親しみやすいキャラクターを配置することで堅苦しさをなくすことが狙いである。

 また、大仏くんの紹介コーナーとしてミュージアムを作成した。これは、ホームページ内に配置するだけでは、すべての大仏くんを用いることができず、イメージキャラクターの積極的活用を行うということですべての大仏くんを一同に集めたコンテンツを作成した。


リソースの種類と具体的なタイトル

コンテンツカテゴリ

経営診断理論

「組織の進化レベル診断」「営業活動レベル診断」「改革風土レベル診断」「IT活用能力診断」「トップマネジメント診断」

経営診断

(経営診断システム)

商品カタログ 「改革請負人による経営改革支援プログラム」

(導入企業事例)

改革事例集

(テーマ別事例集)

商品カタログ 「改革請負人による経営改革支援プログラム」

(改革支援プログラムで取り組んだテーマ一覧表)

改革事例集

(改革事例一覧)

マスコミ掲載記事集Vol1

「改革請負人があなたの組織を変革する」

改革事例集

(マスコミ掲載記事集)

経理社員用訓練テキスト 「システムズアプローチによる改革の実践」

改革理論 (テキスト)

改革の志テキストシリーズ Vol.2改革の志の立て方」

改革理論 (テキスト)

講演録 「松下幸之助経営の秘密」

改革理論 (テキスト)

雑誌寄稿 「この目で見たアメリカテレコム最前線」

改革理論 (論文集)

出版物 「パソコン通信はあなたの組織を変革する」

改革理論 (論文集)

論文 「高度情報化社会の本質」

改革理論 (論文集)

論文 「変革期におけるトップマネジメントの本質」

改革理論 (論文集)

論文 「事業部制と松下幸之助の経営理念」

改革理論 (論文集)

ビデオ 「改革請負人の活動PR」

改革理論 (ビデオ)

ビデオ 「混迷期における実践的改革手法」

改革理論 (ビデオ)

ビデオ 「改革請負人が語る実践的経営改革手法」

改革理論 (ビデオ)

ビデオ 「経営者のためのIT活用によるビジネスモデルの再構築」

改革理論 (ビデオ)

ビデオ 「ソリューション営業向上セミナー」

改革理論 (ビデオ)

ビデオ 「松下政経塾塾員講話」

改革理論 (ビデオ)

テープ 松下幸之助の改革思想「今なぜ松下はダメになったか?」

改革理論 (音声)

テープ 松下政経塾で学んだもの

改革理論 (音声)

商品カタログ 「改革請負人による経営改革支援プログラム」

(解決策紹介部分)

ソリューションサービス

大仏くん

ミュージアム

表6−1 リソースの種類・タイトルとコンテンツカテゴリ


第二項 Web機能を利用したコンテンツ

 Web機能を利用しホームページの利便性を向上する。具体的なコンテンツとしては経営診断システム、全文検索システムとウェブコンサルティングシステム、メールフォームおよびショッピングカートを設置する。

1)経営診断システム

 第一項で紹介した経営診断理論をもちいてWeb上で簡単に企業の経営診断が行えるシステムを構築する。多岐選択方式でチェックボックスやラジオボタンなどを用いて問題に解答していき、すべての問題に解答すれば経営診断結果が得られるというシステムにする。Web技術のなかでCGIやFlashを用いてシステムを構築する。

2)全文検索システム

 第一項で紹介したようにニューポートホームページには膨大な文書がある。この膨大な文書の中から、お客様が最適な内容を見つけ出すのは至難の業である。そこで、Googleのような全文検索システムを導入する。全文検索システムを導入することで、ニューポートホームページ内にあるすべてのコンテンツ・文書から、お客様が指定したキーワードが含まれる文書を瞬時に発見することができる。

 具体的には「きてーや.ねっと(URL:http://www.kiteya.net/)」が無償で公開している「ホームページ内全文検索エンジンmsearch」を設置した。

 また、この全文検索システムを用いて索引を作成した。ニューポートホームページの中からこちらで様々なキーワードを抽出し、そのキーワードを50音順に整列させ、リンクを張って検索する。索引のキーワードを「改革をこれから始めようとする人のために」「改革に行き詰っている人のために」「改革の本質をもっと理解したい人のために」「改革請負人をもっと知りたい人のために」とカテゴリ分けしたものをナビゲーションとして設置した。「改革をこれから始めようとする人のために」にはキーワードの中から「組織をむしばむ根本課題現象」「改革手法・理論・事例」を取り上げた。「改革に行き詰っている人のために」では「改革プロジェクトの運営スキル」「戦略的ITの活用」を取り上げた。「改革の本質をもっと理解したい人のために」では「幸之助の語録・思想」「松下での改革実践事例」を取り上げた。「改革請負人をもっと知りたい人のために」では「宇佐美の思想・改革経験」「改革請負人のソリューションサービス」を取り上げた。

膨大な文書を有するホームページを作成する場合は、それぞれの文書の体裁や中身自体を充実させることはもちろんのことであるが、このような適切なコンテンツへ容易にたどり着けるための仕組みを用意する必要がある。

3)ウェブコンサルティングシステム

 宇佐美氏のコンサルティングをどこにいても受けられるようにWeb上でコンサルティングを受けられるシステムを構築する。これはコンサルティングを受けるのに時間や場所を考慮する必要がない利点を用いるものであり、ウェブコンサルティングの最終的な目標は全世界を対象にしたウェブコンサルティングである。また、経営上の秘密なども話し合うことができる会員制(Closed Users Group:CUG)と誰でも参加ができる二種類を設ける。コンテンツカテゴリはフォーラムとし、それぞれ会員フォーラムおよび公開フォーラムとする。

 具体的に今回のウェブコンサルティングは基本的にWeb上でよく見かける掲示板(BBS)とする。ただし、会員フォーラムについては機能が豊富なYahoo!e−grouptsを利用する。また、公開フォーラムは「Kent Web(URL:http://www.kent-web.com/)が無償で公開している「会議室形式掲示板 Web Patio」を改造し設置した。改造のポイントは、そのままでは誰でも会議室を新たに設置する事ができる点を、管理人のパスワードを用いなければ会議室の新設はできない仕様にする。

4)フォームメール

 ホームページから宇佐美氏へ特定のフォーマットに則ったメールを送信できるようにフォームメールを設置する。フォームメールとはWebページ上に入力フォームを設け、そこから特定のメールアドレスに対して、その入力内容を送信できる仕組みである。メールアドレスを公開してもいるが、特定のフォーマットに則ったメールを作成していただく手間を省くべく、フォームメールを設置する。コンテンツカテゴリは「ご相談」とする。具体的には前述のKent Webにある「フォームメール PostMail」を用いた。

 ご相談という形をとり経営に関する問題や悩み、その他の相談を承るという形をとっている。そのために社名や部署、役職、電話番号、住所などの入力フォームを設ける。ご相談から実際のコンサルティングにつながるように考えた。

5)ショッピングカート

 第一項であげたテキストやビデオの販売を行うためにショッピングカートを設ける。ただし、販売がニューポートホームページの目的ではないため、改革理論の中のコンテンツの詳細ページから購入することにする。ショッピングカートシステムは「ウェブサービス ディック(URL:http://www.d-ic.com/)」のShop V50を用いた。


Web機能を使用したコンテンツのコンテンツカテゴリ一覧

システムリソース

コンテンツカテゴリ

経営診断理論+CGIもしくはFlash

経営診断(経営診断システム)

ホームページ内全文検索エンジン msearch

全文検索システム

Yahoo!e-groups

会員フォーラム

会議室形式掲示板 Web Patio

公開フォーラム

フォームメール PostMail

ご相談

ショッピングカート Shop V50

改革理論(テキストなどの販売)

表6−2 Webシステムとそのコンテンツカテゴリ

 第一項および第二項においてリソースを整理しコンテンツを描き出した結果をまとめたものが次のとおりである。

リソースの概要

コンテンツカテゴリ

5つの経営診断理論+CGIもしくはFlash

経営診断

商品カタログ(事例+事例一覧)

改革事例集

マスコミ掲載記事集

テキスト・出版物・講演録

改革理論

論文・雑誌寄稿

ビデオおよびテープ

ショッピングカート

改革理論(テキストなどの販売)

商品カタログ

ソリューションサービス

Yahoo!e-groups

フォーラム

会議室形式掲示板 Web Patio

フォームメール PostMail

ご相談

大仏くん

ミュージアム

ホームページ内全文検索エンジン msearch

全文検索システム、索引、ナビゲーション

表6−3 リソースの概要とコンテンツカテゴリ
第三項 コンテンツフローとサイトマップ

1)コンテンツフロー

 第一項および第二項で述べたニューポートホームページのコンテンツを用いて、「気付きを与えるホームページ」というコンセプトを実現するためのコンテンツの流れ──コンテンツフローを作り出す。

 お客様が悩んでいる、困っている原因たる問題の本質をお客様の組織自身が周知するには、まずお客様の組織や仕事の進め方に問題があるという事を気付いていただく必要がある。お客様自身に問題意識がなく、改革への意志がなければ改革を成功することはできない。そのための「気付き」を与えるホームページにするのが、ニューポートホームページのコンセプトである。そのうえで、お客様とともに問題の本質を探り、いかにしてその問題の本質を解決すべきかという事を考え、改革を実践していく。

 コンテンツフローの基本は「経営診断」「改革事例集」「改革理論」「ソリューションサービス」から構成されている。そして、(1)自社を客観的に見る、(2)着地点をイメージする、(3)改革の理論を伝え・改革の意欲をもってもらう、(4)コンサルティングをするというステップを踏む。

図6−1 コンテンツフロー

1−1)自社を客観的に見る

改革の第一歩である「気付き」を与えるというコンセプトを実現するために、まずはお客様に組織の状態を客観的に見てもらう必要がある。それが、経営診断である。経営診断理論の「組織の進化レベル」「営業活動レベル」「改革風土レベル」「IT活用能力」「トップマネジメント」の5項目で組織を分析し、それぞれについて数値化される事で、漠然としか分からなかった組織の状態・程度を客観的に見ることができる。

次の段階へ進む前にナビゲーションを用いることで、自らの状況に照らし合わせて最適なコンテンツを選択することができる。これから改革を行おうとしているのか、改革が行き詰まっているのか、改革の本質を理解したいのか、改革請負人のことをもっと知りたいのかという切り口を選択することができる。

1−2)着地点をイメージする

その上で、どのような改革をおこない、自らの組織がどのように変わるのかというイメージをつかんでいただくために改革事例集がある。宇佐美氏が参加したプロジェクトの具体的な事例を紹介することで、お客様に自らの組織が改革する場合の着地点をイメージしてもらうのが狙いである。

1−3)改革の理論を伝え・改革の意欲をもってもらう

そして、実際に改革を行うに当たっての心構えや、改革の方法論など改革に対する理解を深めてもらうために改革理論がある。具体的な着地点をイメージしてもらった上で、改革の基本になる理論や思想を伝えることで、改革への意欲・意志をもってもらうのが狙いである。

1−4)コンサルティング

それらを分かってもらった上で、ソリューションサービスがでてくる。ソリューションサービスは具体的なコンサルティングのサービス一覧である。改革の基礎理論をわかってもらい、改革への意欲をもってもらった上で具体的なコンサルティングの依頼を出すという形をとることで、宇佐美氏とともに組織の改革を成し遂げることができる。

また、宇佐美氏とともの改革を行う中でウェブコンサルティングを活用することもできる。時間と場所を考慮する事なく会議ができるフォーラムを、改革の状況やアドバイスを相互に伝えたりすることで改革を成し遂げるためのツールとして利用することができる。

これらのステップを踏むことで、真剣に改革に取り組む覚悟のある方と改革に取り組み、そして改革を成し遂げることができる。


2)サイトマップ

 第一項および第二項、そしてコンテンツフローを踏まえたうえでニューポートホームページの全体像を把握すべくサイトマップを構築する。

l                トップページ

Ø               経営診断

²              「組織の進化レベル診断」

²              「営業活動レベル診断」

²              「改革風土レベル診断」

²              IT活用能力診断」

²              「トップマネジメント診断」

²              真に改革を志す人のためのナビゲーション

Ø               改革事例集

²              テーマ別改革事例集

l                会社丸ごと改革コンサルティング
「課別に経営課題をピックアップ
 スピーディーな全社改革!」

l                講演「実践的経営改革手法」
「構造改革に本格的メスを入れる起爆剤」

l                経営改革セミナー
「10年遅れた改革意識を若手の成長で巻き返し」

l                IT経営セミナー
「情報システム部門の将来の役割と責任を明確化

l                「ビジネスモデル再構築」プログラム
独自の電子商取引を構築し他社を出し抜く!

l                コンサルティング・セールス・セミナー
「提案営業力こそ生き残りを賭けた成功の鍵!」

l                社長塾(経営幹部育成研修)
問題解決力強化で経営幹部を効率的に育成

²              改革事例一覧

l                IT経営

l                事業構造改革

l                経営管理

l                開発・生産・資材

l                営業・マーケティング

l                人事・総務

l                経営管理・財務

l                物流・保管管理

l                営業技術・サービス

²              マスコミ掲載記事集

l                改革プロジェクト・コーディネート・・・ノウハウ

Ø               不況脱出の経営改革
週刊ポスト

Ø               根っこから変える業務改革
週刊ダイヤモンド

Ø               次代に向けた全社的再生運動
朝日新聞

Ø               システム思考と改革手法
松下政経塾報

l                戦略的情報ネットワーク活用・・・武器

Ø               ベートーベン「友情物語」を世界に発信
NHK、徳島新聞、朝日新聞

Ø               ゴア副大統領、大統領選でネットワークを駆使
通信工業(通信機械工業会編)

Ø               ネットワークによる組織変革と新しい社会
「パソコン通信はあなたの組織を変革する」

Ø               ビジネスを変えるグローバル・ネットワーク
日経ビジネス、日経情報ストラテジー、事務管理(日刊工業新聞社編)、日経コンピュータ

Ø               ネットワークで壁のない学校の実現
「スーパー・ビジネスマンの情報戦略 新ワープロ通信入門」、
松下政経塾報

l                改革リーダー育成プログラム・・・教育

Ø               改革テーマ実践研修
京都新聞

Ø               ベンチャー・ビジネス育成支援
日本経済新聞、松下政経塾報、日刊フジ

Ø               改革の思想を伝える〜講演タイトル〜
徳島新聞

Ø               改革理論

²              テキスト

l                システムズアプローチによる改革の実践

l                改革の志の立て方

l                松下幸之助経営の秘密

²              論文

l                この目で見たアメリカテレコム最前線

l                パソコン通信はあなたの組織を変革する

l                高度情報化社会の本質

l                変革期におけるトップマネジメントの本質

l                事業部制と松下幸之助の経営理念

²              ビデオ

l                改革請負人の活動PR

l                混迷期における実践的改革手法

l                改革請負人が語る実践的経営改革手法

l                経営者のためのIT活用によるビジネスモデルの再構築

l                ソリューション営業向上セミナー

l                松下政経塾塾員講話

²              音声

l                松下幸之助の改革思想「今なぜ松下はダメになったか?」

l                松下政経塾で学んだもの

Ø               ソリューションサービス

²              経営改革ノウハウ

l                講演「実践的経営改革手法」

l                テーマ別経営改革コンサルティング

l                会社丸ごと改革コンサルティング

l                経営改革セミナー

²              IT(情報技術)の戦略的活用

l                IT経営セミナー

l                講演「IT経営と経営改革」

l                ITコンサルティング

l                「ビジネスモデル再構築」プログラム

²              改革コア人材育成

l                コンサルティング・セールス・セミナー

l                キャリア・ビジョン・セミナー

l                社長塾(経営幹部育成研修)

l                講演「松下幸之助 経営の秘密」

Ø               フォーラム

²              会員フォーラム

²              公開フォーラム

Ø               ご相談


第四項 評価尺度に基づいて評価

 ここでは基本設計の段階で「世界一のホームページの定義」に基づいてそれぞれのコンテンツについて評価をした。すなわち、「世界一のホームページの定義」における三つの着眼点や六分類、そしてそれぞれのグループについてどの程度満たしているのかという事を評価する。

1)経営診断システム

        ニューポートにとってはお客様のデータを収集できるツールとなる。

        無償で利用できることから商売は前面に出していない。

        コンテンツフローの中でも気付きの糸口の第一ステップとなる。

        お客様が自身の状況を分析できることで、コンテンツが対象としているターゲット分類に当てはめやすくなる。

        経営診断理論は専門家の目にもかなうものである。

        診断システムとしてある。

2)真に改革を志す人のためのナビゲーション

        コンテンツがメインターゲットとしているお客様を誘導する。

        キーワードを網羅することでコンテンツの質量をアピール。

        膨大なコンテンツから最適なコンテンツを選択できるようにし使いやすさを向上。

        膨大なコンテンツがあるにもかかわらず最適なコンテンツを選択できるような仕組みがないというのはユーザ・ニーズに立脚していない。

3)改革事例集

        マスコミに取り上げられたという強みを掲載する。

        それ自体は直接商売に結びつくコンテンツではない。

        具体的な事例を示すことで気付きの糸口となる。

        220プロジェクト119分類という経験の量をアピール。

        ここの具体的な改革プロジェクトの事例はプロの目にもかなう。

        イラストが随所にある。

4)改革理論

        無償で理論を公開することでユーザを囲い込み。

        強みとして有しているテキストや論文を公開。

        無償で公開することで商売を前面に押し出さない。

        改革理論そのものが気付きへの糸口。

        膨大なコンテンツの量をアピール。

        改革理論はそれ自身がプロの目にかなう専門情報である。

        改革のための理論を公開することでその定番作りを目指す。

        イラストが随所にある。

5)ソリューションサービス

        改革を最後までやりぬくという点が商売としての差別化のポイントとなる。

        3つの切り口、12テーマのサービスを網羅しコンテンツの質量をアピール。

        サービスの内容はプロの仕事ゆえに専門家の目にもかなう。

        イラストが随所にある。

6)フォーラム

        フォーラムはファン作りということでユーザの囲い込みとなる。

        ウェブコンサルティングを目指すということでネットでビジネスを行うことを目指す。

        無償のコンサルや誰でもが気軽に訪れることができるフォーラムもあり商売を前面に押し出していないフォーラムもある。

        時間と場所に制約されないという利点を生かせるターゲットに活用してもらう。

        システムを導入するだけでは意味がなく、フォーラムを通して有効なコンサルティングを行えること、つまり中味の質で勝負。

        公開フォーラムで行われるであろう議論の質は現場の第一線でプロとして活躍している人たちによるものである。

        時間と場所に制約されたくなく、Webの利点を生かした双方向のコミュニケーションをとりたいというユーザのニーズに立脚したもの。

        こちらからの一方的な配信だけではなく、ユーザからの書き込みにも対応しているフォーラムは双方向コミュニケーションの代表的なものとなる。

        フォーラムを通して改革に成功した方々のコミュニティーを目指す。

7)ご相談

        ご相談からコンサルに至ることもあるが、あくまで「ご相談」という形をとることで商売を前面に出さない。

        ご相談のターゲットは経営上のお悩みをもっておられるお客様である。

        これもフォーラムと同様でともに改革を成し遂げるという宇佐美氏の改革コンセプトがあるからこそ意味がある。

        所定の体裁をあらかじめ用意することでお客様の不便を少しでも解消したい。

        サイト内にフォームメールを設けることで双方向コミュニケーションを実現。

        電子メールとリンクしたコンテンツを作成。

8)サイトマップ

        すべてのコンテンツの一覧を作ることで、コンテンツの量をアピール。

        一覧表を作ることで、目的のコンテンツへすばやくいける。

        コンテンツフローと戦略ドメインをWeb上に具現化したものとしてのサイトマップ。

        サイトの全体図を必要とするユーザニーズに立脚。

三つの着眼点

六分類

グループ

経営診断システム

ナビゲーション

改革事例集

改革理論(テキスト)

改革理論(ビデオ)

サービス

フォーラム

ご相談

サイトマップ

ビジネスへの貢献

ビジネスモデルとしての活用

提携先との連携

                 

クリックアンドモルタル

                 

ユーザ囲い込み・情報の収集

   

 

   

ネットそのものがビジネス

           

   

ビジネスモデル内でのネットを効果的に位置づける

               

ビジネスの間接支援

自己の強みの強化・弱みの補強

 

       

商売を前面に出さない表現・工夫

 

 

コンセプトを絞る

               

メインターゲットを絞る

       

 

気付きへの糸口

 

     

商売の中味こそ差別化のポイント

         

 

コンテンツの質量 企業の実力をアピール

 

   

プロの目にかなう専門情報

 

   

ユーザにとっての利用価値

使いやすさへの配慮

ユーザの使いやすさの追求

           

戦略ビジョンをツリー図に表現

               

コンテンツの充実

ユーザ・ニーズに立脚

 

       

定番作り(ポータル化)

   

       

診断システム

               

IT技術の活用

マルチメディア

動画、イラスト

   

       

コンセプトに合致したデザイン

                 

音(BGMなど)の有効活用

       

       

コミュニケーション機能

双方向コミュニケーション

           

 

コミュニティーの充実

           

   

電子メールとリンケージ

             

 

表5−4 「世界一のホームページの定義」にもとづいた評価一覧

 

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