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鼻歌交じりの命がけ

宇佐美泰一郎

なあ、若者。
人生はつらいもんよ。
でも楽しい。そこが微妙な綾だな。こいつが。

俺はお前といれて幸せだよ。
すごいな。
だってお前も飛んでるが俺も飛んでる。
でもお客様を考えて今一番輝いてるんだ。

そうだろ!
人生は有限だ。必ず誰もが死ぬ。
それを嘆いても仕方ない。

でも俺は考える。
同じ死ぬなら、胸を張って正々堂々と
「俺ほどやりたいことをやって
満足して生きることをやったやつはいない。
好きな仕事をし、好きな人たちに感謝され
そして大金持ちではないが、
適当に生活もさせてもらった。」
これが、人生最大の喜びといわずして
なにが喜びか?

テレビでは評論家が言う。
「政府が悪い。誰々がわるいと。」
結構だ。じゃーお前は何なんだ。
バブルはじけて10年、評論家
のいうこと聞いて日本は変わったか?

そろそろめざめろよ。皆!自分のために
生きろよ。
楽しい人生生きろよ。
上司の顔色うかがってなんぼやねん。
会社の顔色うかがっても首切られるときは
首やねんで。

たった一つの命だろ。
たった一つの人生だろ。逃げてどうすんねん?
さけてどうすんねん?

幸せになろうよ。
自分の命だろ。自分の人生だろ。
なあ、やろうよ。涙は葬式のために
とって置け。笑顔でいこうよ。
「鼻歌交じりの命がけ」、「鼻歌交じりの
命がけ」

さあ、皆で唄おうよ。
君の命が見える。君の血潮が感じられる。

逃げるんじゃねえよ。
逃げて何ぼの価値があるの?

戦えよ。生きるんだろ。お前は。
だったら、出来るよ。絶対。

俺を見返してみろよ。
お前だって人間だろ。やれば出来るんだろ!?
だったらやってみろよ。


この遠い道程のため。この遠い道程のため。

期待してるよ。がんばろうぜ!大仏拝